“教育”に
どんな問題があるか?
教育改革こそが、旧態依然とした日本社会の改革の肝だと私は考えています。
1998年から「たった一人からの教育改革」を標榜し、ひたすらに学校教育界の正解至上主義と戦ってきました。
宮台真司氏との共著『人生の教科書[よのなか]』を執筆して以来、正解がない課題を大人と子どもが一緒に論じる「よのなか科」を創設し、アクティブラーニング型授業の普及に携わって25年以上が経ちます。東京都で義務教育初の民間校長となってからは20年が経ちました。
つくばの教育研修センターで校長・副校長・教頭研修の講師も7年間務めたほか、
大阪府知事特別顧問、千葉県知事特別顧問、山梨県知事特別顧問も務めてきました。
現代の学校教育の課題を3つに絞ります。
- 1.学校教育界の正解至上主義
- 2.教員の事務作業が膨大に
- 3.教員の質の構造的な低下
この3つの課題への藤原のアンサーが、
- 1.「よのなか科」のアクティブラーニング型授業
- 2.学校を核にして地域社会を再生するマネジメント
- 3.ネット上のオンライン先生を味方につける
ことです。
書き下ろし300ページ、学校教育界をその根底から震撼させ、文部科学省や財務省で役人たちの参考図書にもなっている快著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』をまず手に取ってください。校則のウソ、校長のウソ、一斉授業のウソ、教育現場の理不尽を徹底的に問います。
「学校を変えれば社会が変わる」ーー教育改革実践家・藤原和博の集大成をご覧あれ。