目覚まし朝礼19-1-132
配信日:2021年4月5日
朝礼19-1-132 子どもは何を教えてくれるのか〜『父親になるということ』より
昨日お知らせしたように
僕の2015年のグロービス「あすか会議」の講演動画
YouTube
「たった一度の人生を変える勉強をしよう」
が再生回数200万回を超えました。
その2年後の2017年の
「10年後、君に仕事はあるのか?」
も123万回超えになりました。
本当にありがとうございました。まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。
『朝礼だけの学校「目覚まし朝礼」』は、今日から19週目に入りますが、
今週は『子育て決定版WEEK』という感じです。
題材になるのは自著『父親になるということ』です。
この本は、もともと『父生術』に始まり、文庫版『母にできること、父にしかできないこと。』を経て、10年前に蘇った本です。この本もすでに絶版になっていますが、『藤原和博 人生の教科書コレクション』の最後8冊目の本として収録されることになります。
結論を先に言いますが、それは、「子育てに、正解はないということ」です。
恥を忍んで書いた僕の子育て物語で、子育て失敗談がいっぱい出てくる一種のノンフィクションです。物語は当時4歳の息子を連れて丸3年ロンドンに移住し学校探しをするところから始まります。長男のインパクトある発言を記録することから始まった物語は、英語世界にいきなり連れて行かれ、4歳からいきなり小学校に入り、しかもすぐに弟が生まれて3重苦の中で葛藤なども収録しています。
この本がなぜ読み継がれているのか、それは成熟世界に合った新しい父親像を提示しているから。20世紀の高度成長期に正解と考えられていた力強いが熱くるいしい父性ではなく、21世紀のモデルとしての正解のない時代に教えてもらいながら学び続ける父親像があるからではと説きます。
この本は
「早く、ちゃんと、いい子に」という
正解主義の呪縛を
子育てしながら子供に解いてもらう
ことがテーマになっています。
今日はこの本の「自転車とプール」から
「教えるか、教えないか…」という子育ての大問題について紹介します。
子は親を育てることがある。のではなく、
↳「父」や「母」に育ててくれる!
✔️子が生まれれば自動的に「親」になれるが、「父」や「母」になれるわkではない。
↳子が育ててなるもの
✔️教員免許を取って学校に赴任すれば自動的に「先生」になれるが、
「教師」や「恩師」にはなれない。
↳児童生徒が育ててなるもの
では今日はあなたにも「教えすぎる」傾向がある?についてのエピソードを
「朝礼だけの学校」(
https://chorei.jp )に教えてください。
☆紹介著書
『父親になるということ』(日本経済新聞出版)
『父生術』(日本経済新聞出版)
『母にできること、父にしかできないこと。』(新潮社)
ほぼ毎朝6:54から配信する『朝礼だけの学校「目覚まし朝礼」』。
ぜひ「チャンネル登録」をお願いします。
「目覚まし朝礼」の本校「朝礼だけの学校」(
https://chorei.jp )に入校して
あなたも本日のお題を基にした意見交換に参加してみませんか。
#朝礼だけの学校#目覚まし朝礼#父親になるということ#子どもは何を教えてくれるのか
☆DATA
カテゴリー:①人生
時 間:22:58
キャラクター:藤原和博の長男・次男
出 展 本:『父親になるということ』
『父生術』
『母にできること、父にしかできないこと。』
キーワード:親に育てる
Question Q:「今日はあなたにも「教えすぎる」傾向がある?についてのエピソードを」
ノ ー ト:日本教「早く、ちゃんと、いい子に」という呪縛を解く
真言
大人にとっての研修
自転車
教えすぎてしまう
「教えるか、教えないか、それが問題だ」
子は親を「父や母に」育てることがある
教師は、児童が5年、10年かけて教師に育ててくれる
YouTube「目覚まし朝礼」ページ :
https://youtu.be/IJmuTKbI1wM