よのなかフォーラム
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タイトル それから
投稿日: 2020/09/18(Fri) 18:51
投稿者USA

『それから』(新潮文庫)夏目漱石

夏目漱石シリーズは『こころ』、『坊ちゃん』に続き3作目で、前2作がとても面白かったことから本作も期待していたのですが、正直あまり楽しめませんでした。
というのも、主人公の代助が僕にとってはどうにも苦手なタイプだからです。
自分は働かず、父や兄にお金を工面してもらっており、それに加えとにかく理屈っぽい。働かない理由や縁談を断り続ける理由も、あーだこーだよくわからない理屈で取り繕うのですが、僕には現実から逃げ続けているようにしか映りませんでした。
友人とその妻を救うといっても、その資金は父と兄の金からですし、根底にあるのはその妻への恋心です。
代助は確かに頭は賢いのでしょうが、僕にとっては尊敬できるところや感情移入できるところがどこにもありませんでした。


『本を読む人だけが手にするもの(古典編)』自薦または他薦50冊のうち26冊目の書評(1000冊のうち164冊目)


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