よのなかフォーラム
[記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

タイトル Re: 『罪と罰』
投稿日: 2020/02/01(Sat) 15:31
投稿者USA

>  『罪と罰』文庫で100ページまで耐えて読みましたが、昨日挫折。
>  捨ておきます。
>
>  時代背景や世界観を理解しようとするのですが、物語が進まずにくどくど主人公の心理描写が続くので、つまらないんですね。
>  小学校か中学校の時、ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』やルナール『にんじん』を読まされた時の感覚と共通して、後味悪いです。
>
>  しばらく、須賀しのぶ作品でリハビリしようかなあ、と(苦笑)。

自分に合わない本をバッサリ切り捨てることは全然ありだと最近は思うようになりました。
僕は『本を読む人だけが手にするもの』チャレンジをかれこれ2年ほど続けていますが、その過程でたくさんの本に出会いました。自分に合う本に出会ったときには無上の喜びを感じますし、読了後には爽快感すら覚えます。
だからこそ、合わないものに自分の貴重な時間を費やすくらいなら、次の素敵な出会いを求めたいと思うようになりました。このあたりのバッサリ感は藤原さんから多大なる影響を受けております(笑)

さてさて、「古典チャレンジ」も5分の1が経過しました。今の段階でのマイベスト3を発表されていただきたいと思います。

ベスト1『沈黙』(新潮文庫)遠藤周作
テーマは宗教なのですが、描かれているのは人間心理の深部です。人の信念はいかにして折られるのか。かなりの衝撃作です。

ベスト2『こころ』(新潮文庫)夏目漱石
隠居のような生活を送る「先生」にはどのような過去があるのか。クライマックスで先生が手紙で語りかける場面は圧巻です。文章が綺麗で鮮やかで、そして何より読みやすい。さすが文豪、夏目先生です。

ベスト3『人間失格』(新潮文庫)太宰治
主人公は小さい頃から他人とは違った感性がありました。それ故に他人が理解できません。そこで道化として生きていくのですが、ピエロを演じるうちに精神的におかしくなり最後には自分を完全に見失うのです。その過程がなぜかリアルなのです。

まだまだ古典チャレンジは続けます。このベスト3を超える作品に僕は出会うのか。楽しみです。


- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
Eメール
タイトル
メッセージ   手動改行 強制改行 図表モード
参照先
暗証キー (英数字で8文字以内)
  プレビュー

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 暗証キー