よのなかフォーラム
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タイトル 将棋の子
投稿日: 2019/11/04(Mon) 11:12
投稿者USA

『将棋の子』(講談社文庫)大崎善生

僕には突出した才能はありません。でもそれは実は幸福なことなのかもしれません。
そう思えてしまうほどプロの世界は厳しいものだと思い知らされます。

天才と称される子供たちが棋士になろうと将棋連盟の「奨励会」に集います。将棋の天才達が凌ぎを削るわけですがそこにはルールがあります。それはある年齢までに4段まで昇段しなければ奨励会から退会する、というルールです。つまり20代半ばにして多くの棋士がプロの道を強制的に絶たれるわけです。
今まで将棋でしか生きてこなかった人間がその道を絶たれた時、どのような道を彼らは歩むのでしょうか。そこにはどこまで厳しい現実が待っています。
羽生善治といった光の裏には確実に影が存在する。いや、影があるからこそ光が際立つのか。いずれにしてもこういった現実は誰もが知るべきだと思います。

ぜひ読んでいただきたい本です。

『本を読む人だけが手にするもの(ノンフィクション編)』自薦または他薦本50冊のうち3冊目の書評


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