よのなかフォーラム
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タイトル 虚ろな十字架
投稿日: 2019/09/06(Fri) 16:04
投稿者USA

『虚ろな十字架』(光文社)東野圭吾

なんだかまたまたスゴい小説を読んでしまいました。今回の小説のテーマは「死刑」です。殺人犯を死刑に処すべきか、あるいは違う量刑に処すべきか。
あなたはどちらなら納得しますか?
@犯人は死刑。しかし犯人に全く反省の色はなく、死刑は単なる運命に過ぎないと開き直っている。
A犯人は終身刑。死刑ではないので犯人はこの世に生存しているが、まだ贖罪の道が残っている。
ストーリー自体は正直現実的にはちょっと有り得ないだろうと思いながら読んでいましたが、多分東野圭吾さんはまず「死刑」についてどう考えるかを読者に問いかけたいからこの小説を作ったのではないのかと思うのです。まずテーマがあってそこからストーリーを展開させた、そう思います。
東野圭吾さんの見識にはもはや畏怖の念さえ抱きます。

『本を読む人だけが手にするもの(小説編)』(よのなかフォーラム出版)皆さまからの推薦本50冊のうち47冊目の書評


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