よのなかフォーラム
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タイトル Re: 短編小説『最期』
投稿日: 2019/01/06(Sun) 08:31
投稿者カズ


 小説に書いてみて、主人公や脇役のロールプレイ(役割演技)やシミュレーション(こうしたらこのキャラの人物ならどう感じ、どう動くだろうと推理すること)をすると見えてくるものがありますね。実際に体験した時の自分の心の動きはなかなか表現できるものではないんだけれども。

 感情の動きに惑わされているものを、もう一つの目から(第三者的に)理性の側で捉える作業です。

 前にもこのフォーラムで書いたことがありますが、村上龍さんから直接聞いたことなんですが、小説家は調べ尽くして全てをわかってから書くのではないというんです。
 『半島を出よ』という作品を描きながら、設定したキャラに演技をさせ、こんな状況にしたら北朝鮮の特殊部隊はどんな行動をとるだろう、野球を観戦中の日本の観客はどんな反応をするだろう、主人公はどんな風に感じ、何を思い、どのように行動するのだろうと、学び続けるんだと。

 つまり、小説家は、自分がわからないことに照準を合わせ、キャラ同士をゲームのようにその世界観の中に放つことで、描きながらわかろうとするものなんです、と語ったのです。
 わからないことをわかりたくて、書くんだ、と。


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