よのなかフォーラム
[記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

タイトル 正解のない問題の終わり方
投稿日: 2018/09/26(Wed) 07:37
投稿者カズ


>  そこでまた質問ですが、正解を出さない問題の終わり方はどのようなりますか?

 学校の先生は一般的に、自分だけが正解を知っていて、その正解を当てさせる授業に慣れています。そうした正解主義の授業に慣れた子も、また、最後に先生が正解を言わないと戸惑うものです。「よのなか科」のような正解のない授業をやり始めた当初の児童生徒もそうでした。

 最後の方で、私が正しい答えや見本となる解を言うと思って待ち構えていると、「はい、授業はここまでね。あとは自分で考えてください」と終わるから、ボーッとしているようなところもありました。

 「正解のない問題には模範解答もない。ただ、より納得できる仮説(納得解)があるのみ」・・・この事実には、慣れるしかないのです。

 私も、次男と長女がまだ小さかった頃、布団の左右に寝かせて自分も真ん中に横になって寝かしつける際、「むかしむかし、あるところに・・・」と物語の創作をして、続きを順番に語っていくという遊びをやりました。だいたい、10分も持たないんですが。3巡目くらいには寝てしまいますから、終わり方を考える必要はありません。
 自分が途中で寝てしまうこともありました(笑)。

 また、「走れメロス」という教材が、中学校の国語にはありますが、通常の授業では様々なトラブルに見舞われながら「間に合った」完璧なストーリーの中で、主人公の気持ちの動きや作者(太宰治)の意図を「忖度」するための「正解」を教えます。
 でも、アクティブラーニングではそうはなりません。
 例えば、「もし、メロスが間に合わなかったら、王は人質の親友を即処刑しただろうか?」と生徒に投げかけ、ディベートさせるのが面白いと思います。

 この場合でも、「正解」はありませんから「もし、即処刑でないなら、どうするのか?」「誰に捜索に行かせるのか?」という条件が議論になり、様々な仮説が出るはずです。
 「あと30分待とう」・・・は、時計もスマホもないんだから、ありえませんからね(爆笑)。

 したがって、教員や親が、最後に模範解答を述べる必要もないということになります。「開いて終わる授業」ですね。
 もちろん、教員も親もディベートに参加して一個人としての「仮説」を述べたり、児童生徒/息子や娘から出た意見を「いいね」と称賛することはいくらでもやって良いと思います。


- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
Eメール
タイトル
メッセージ   手動改行 強制改行 図表モード
参照先
暗証キー (英数字で8文字以内)
  プレビュー

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 暗証キー