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タイトル月と6ペンス
記事No5360
投稿日: 2020/08/19(Wed) 18:12
投稿者USA
『月と6ペンス』(新潮文庫)サンセット・モーム

海外作品はこれで10作目ですが、これがダントツで一番面白かったです。
ストリックランドは元々サラリーマン。それがなぜか40歳を機に画家になると言って、仕事も家族も捨て去りました。
もう完全な人でなしです。家族であろうがなんであろうが他人のことなんてお構いなし。自分が画家になると決めた以上、それより大事なことはこの世に存在しないのです。
しかし彼には備わっているのです。そう、天才的な才能が。それに気がついた人は、彼の性格がいかに壊滅的で最低であろうが彼を見棄てることができないのです。
主人公であるストリックランドのモデルはゴーギャンと言われています。天才が辿る道とはこうも儚く美しいものなのか。感嘆です。

この本は本当におすすめです。たまにこういう本に出会ってしまうのです。だからこそ僕の読書はまだまだ止まりません。

『本を読む人だけが手にするもの(海外文学編)』50冊のうち10冊目の書評(1000冊のうち158冊目)

タイトルRe: 月と6ペンス
記事No5373
投稿日: 2020/09/04(Fri) 22:35
投稿者ようへい
海外作品が面白いか否かは、英語力が今ひとつだと、どうしても翻訳能力にかかるように思います。

翻訳者は、やはり有名な方なのでしょうか?
少し気になりました。

奈良市在住 ようへい