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タイトル高嶋哲夫『首都感染』講談社文庫
記事No5285
投稿日: 2020/06/04(Thu) 19:04
投稿者カズ
 コロナ災禍を予言したと「首都封鎖」があるかないかの時に話題になった本。

 読んでみると本当に「予言の書」に見えてくる。
 単行本は2010年12月だから、ほぼ10年前に書かれているにもかかわらず、だ。

 コロナも、第二波、第三波がウィルスが変異して強毒性になるようなことがあったら、この「予言の書」通りになるのかもしれない。

 詳細な取材に基づいているのだろうが、パンデミックとか濃厚接触とか、マスクや消毒液が足りないとか、医療崩壊とかサイトカイン・ストームとか・・・今日ニュースで出てくる用語が満載で、どんなことが我々の日常生活に起こるのかが、これでもかというほどリアルに語られる。

 解説のHONZの成毛眞(元マイクロソフト日本社長)も小説ではなく未来のノンフィクションを描ける作家と絶賛している。
 思わず、『東京大洪水』『富士山噴火』『イントゥルーダー』『TSUNAMI』と発注してしまった。