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タイトルBUTTER バター
記事No5189
投稿日: 2020/03/19(Thu) 23:07
投稿者カズ
 実際に起こった事件を題材にして質の高いフィクションにした『BUTTER バター』。

 いつも通り、定点観測している渋谷の啓文堂でなんとなく手にして読んでみたら・・・第一級のノンフィクションとフィクションの間を突く作品でした。
 バターの味わいと風味が、料理のレシピとともに各所に散りばめられ、布石となり、やがて、つながっていく小説らしい小説でもある。

 「毒婦」と呼ばれた木嶋佳苗死刑囚の起こした一連の事件の真相を追う週刊誌の女性記者が主人公だ。実際の事件を思い出したければ、例えばこちら https://joshi-spa.jp/922812

 この本の帯には、佐藤優さんの「殺人事件を扱ったノンフィクション・ノベルの名著として歴史に名を残すことは間違いない。」というメッセージも。

 物語のテーマとしては、女性同士の友情、もしくは30代の一人暮らしの女性の成長、かな。
 成長と言っても、資格を取ってキャリアアップという次元のものではなく、命をかけたメタモルフォーズ(蛹から蝶への変態)であり、一旦殺されかけてから再生する物語だと思う。

 うーん、すごかった。

タイトルRe: BUTTER バター
記事No5203
投稿日: 2020/04/04(Sat) 10:48
投稿者ようへい
USA様

社会の閉塞感の中、このような作品を読むのはなかなかのハードジョブですね・・・

少しそれますが、

バターが無くても バター香る 山崎製パン の記事が出てましたね。


奈良市在住 ようへい
https://www.asahi.com/articles/ASN3Z6D20N3ZIIPE01M.html

タイトル訂正
記事No5206
投稿日: 2020/04/04(Sat) 10:59
投稿者ようへい
藤原先生の書評でした。

失礼いたしました。

奈良市在住 ようへい

タイトルRe: BUTTER バター
記事No5281
投稿日: 2020/05/29(Fri) 23:40
投稿者AIM
>  実際に起こった事件を題材にして質の高いフィクションにした『BUTTER バター』。
>
>  いつも通り、定点観測している渋谷の啓文堂でなんとなく手にして読んでみたら・・・第一級のノンフィクションとフィクションの間を突く作品でした。
>  バターの味わいと風味が、料理のレシピとともに各所に散りばめられ、布石となり、やがて、つながっていく小説らしい小説でもある。


お久しぶりです。
この本ことが書いてあったので、どうしてもコメントをしたくなりました。

2年前のビブリオバトル全国大会(大学生か高校生のどちらか)でこの本を紹介していました。気になってすぐに購入しました。

登場人物の内面をえぐり出す部分を読むと、どの登場人物にも明と暗があります。暗の部分がわかると、そこに共感するという不思議な気持ちになりました。


>  「毒婦」と呼ばれた木嶋佳苗死刑囚の起こした一連の事件の真相を追う週刊誌の女性記者が主人公だ。実際の事件を思い出したければ、例えばこちら https://joshi-spa.jp/922812

小説を読んだ後、この小説のモデルである木嶋佳苗について調べ、実際にインタビューした方の本も数冊読みました。

しかし、事実より、小説のほうがよりリアルであったのは何故か?



>
>  この本の帯には、佐藤優さんの「殺人事件を扱ったノンフィクション・ノベルの名著として歴史に名を残すことは間違いない。」というメッセージも。
>
>  物語のテーマとしては、女性同士の友情、もしくは30代の一人暮らしの女性の成長、かな。
>  成長と言っても、資格を取ってキャリアアップという次元のものではなく、命をかけたメタモルフォーズ(蛹から蝶への変態)であり、一旦殺されかけてから再生する物語だと思う。
>
>  うーん、すごかった。

先日、文庫本になっているのを書店でみかけました。
是非、多くの方に手にとっていただきたい一冊です。