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タイトル砂の女
記事No5051
投稿日: 2019/11/22(Fri) 23:53
投稿者USA

『砂の女』(新潮文庫)安部公房

浅識の僕には正直よくわからない小説でした。
この難解さが文学というものなのでしょうか。
とにかく世界観が独特過ぎます。

ある昆虫採集が趣味の男がいました。その男は新種の昆虫を発見すべく、とある砂漠にたどり着きます。その道中、砂漠の穴に落ちてしまいそこから逃げ出せなくなります。その穴にはある女性がひとりで暮らしていました。しかしその穴、実は読んで字の如く「アリ地獄」なのです。一度ハマったが最後、逃げ出せません。
女性はその地獄をさも当たり前の現実として受け入れ生活しています。
この穴はそもそもなぜ存在するのか。それはある集落を守るためです。この砂穴に砂が溜まることによって集落が砂で埋まることを免れるのです。穴には砂が飛翔し溜まります。女はその砂を奴隷のようにひたすら外に吐き出すための作業を永遠繰り返します。

いかがですか?解説している僕も段々とわけがわからなくなってきました。そうなんです。この作品は最初から最後までこの調子でずっとよくわからない世界観なのです。でもこの作品が安部公房を世界的に有名にしたということ。
う〜ん、文学は奥が深すぎる。

『本を読む人だけが手にするもの(古典編)』自薦または他薦本50冊のうち4冊目の書評

タイトルRe: 砂の女
記事No5054
投稿日: 2019/11/24(Sun) 11:07
投稿者ようへい
USA様

人の価値観は異なり売れる歌や書物全てが万人に共感を得るわけではないので、それで良いと思います。

毎日50人以上の人と話す環境でずっと過ごしてきた一市民の意見です。


奈良市在住 ようへい