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タイトルインスピレーション童話『夢に活きる』
記事No5037
投稿日: 2019/11/09(Sat) 20:21
投稿者USA
僕は小さい頃から誰よりも車が好きだった。
僕は生まれた時から足が悪かったから、いつもお母さんが車でいろんなところに連れて行ってくれたんだ。
僕は足が悪いから自分で運転することはできないけれど、いつか僕は自分が運転しなくても勝手に動いてくれる車を発明するんだ。
その車に僕のお母さんを乗せてあげてうんと遠くまでつれていってあげる。
それが僕の夢。

僕のおうちはお金持ちじゃなかった。だけど僕は僕の夢のためにたくさん勉強がしたかったから、そのお金のためにお母さんは朝から晩までいしょうけんめいに働いてくれた。
僕は車のことをもっとよく知るためにアメリカにいたんだ。
そのときだった。
お知らせがとどいた。
お母さんが倒れた、と。
とてもいっしょうけんめい働いたからお母さんは疲れちゃって、そして、もうすぐ死んじゃうって。
僕はあたまが真っ白になった。
僕は少しでもはやくお母さんのところに帰ろうと思った。
そしたら手紙が1枚僕に届いた。お母さんからだった。

こうすけへ
「あなたが楽しそうに嬉しそうに夢の車を追いかけていることがお母さんはとても嬉しかったよ。あなたはいつも足が悪いことが嫌で、そのことが嫌で仕方なくて、小さいころはいつも暗かったの。あなたが暗いことはお母さんが悪いんだって、そう思ってしまって、お母さんもとても苦しかった。でもあなたが車に乗っているときだけはとても楽しそうで、笑顔で。そしてあるとき、あなたはこう言ってくれたの。
いつかお母さんを僕が発明した車でどこでも連れていってあげる、って。
そういってくれたとき、お母さんは涙が止まらなかったのよ。その嬉しさにくらべたら、お母さん、働くことなんてちっともつらくなんかなかった。
お母さんは倒れちゃったけど、こうすけ、このことはあなたのせいでもなんでもないのよ。だからあなたはアメリカにいて夢を追いかけなさい。帰ってきちゃダメよ。
こうすけ、ありがとう。
お母さんはあなたのおかげで生きる力をもらいました。ずっと愛してる。」

(著者あとがき)
この童話は「将棋の子」からインスピレーションをもらいました。
この童話に少しでも興味をお持ちいただけたらぜひ「将棋の子」をお読みいただけたらと思います。

タイトルRe: インスピレーション童話『夢に活きる』
記事No5039
投稿日: 2019/11/11(Mon) 11:00
投稿者ようへい
USA様

親としての究極の幸せは子供が自分が成し遂げたい夢(目標・高み)に出会うことだと思います。

非常に賛同できるお母さんの意見です。

ありがとうございました。

奈良市在住 ようへい

タイトルRe^2: インスピレーション童話『夢に活きる』
記事No5040
投稿日: 2019/11/11(Mon) 19:16
投稿者USA
> 親としての究極の幸せは子供が自分が成し遂げたい夢(目標・高み)に出会うことだと思います。
>
> 非常に賛同できるお母さんの意見です。


ようへい様
いつもご丁寧なコメントをいただきありがとうございます。
『将棋の子』に成田さんという人物が登場します。
ノンフィクションなので実在の人物なのですが、その人生がとてつもなくハードなのです。借金に借金を重ねる生活なのでそれに振り回される当事者からすればたまったものではないと思います。
しかしそれをいったん差し置いて考えれば、成田さんと成田さんのお母さんの愛はどこまでも純粋なのだと思います。だからこそ読者はその純粋さに胸を打たれるのだと思います。
今、成田さんはどうしているのかな?元気でいてくれたらいいのにな。そんな思いに駆られます。

タイトルRe^3: インスピレーション童話『夢に活きる』
記事No5041
投稿日: 2019/11/11(Mon) 23:00
投稿者ようへい
仕事関係の書物ばかり読みあさっていましたが、
USA様のチャレンジに魅せられて廃校先生を読んだり
将棋の子を購入してみたり私も変化しています。
USA様の行動の副次的影響が奈良まで及んでいます。笑

奈良市在住 ようへい