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タイトル江副浩正
記事No5003
投稿日: 2019/10/25(Fri) 17:08
投稿者USA
『江副浩正』(日経BP社)馬場マコト・土屋洋

僕はこの本を読みながらいろいろなことを考えさせられました。
会社とは何なのか。
組織とは何なのか。
経営者とは何なのか。
何よりそこで働く社員とは何なのか。
結局会社とはやはり「人」なのだと思います。
社員1人1人が自立した考えをもってないとその組織は衰退するのでしょう。
リクルートの社員の皆さんはその自立心があるからこそ、困難があっても何度でも立ち直れるのだと思います。

またこの本を読んで「幸せ」ってなんなんだろう、そんなことを思いながら僕はこの本を読み進めていました。
江副さんは幸せだったのかな?

『本を読む人だけが手にするもの(ノンフィクション編)』自薦または他薦本50冊のうち2冊目の書評

タイトルRe: 江副浩正
記事No5004
投稿日: 2019/10/25(Fri) 19:08
投稿者カズ
> 『江副浩正』(日経BP社)馬場マコト・土屋洋
>
> 僕はこの本を読みながらいろいろなことを考えさせられました。

 ノンフィクションは、読み方が大事。
 それが真実でも、本当にあった事実でもないからです。

 そこに書かれているのは書き手の(誤解や先入観、ロマンや欲望も含めた)解釈であり、その表現手法としての書物ですから。

 絶好の機会ですから、是非クリティカル・シンキング(複眼思考)の技を磨いてください。
 そのためには、同じ事象を異なる視点で、異なる著者が描いたノンフィクションを読むと、立体的に物事を捉えられます。

 例えば、神戸の酒鬼薔薇事件の当事者、被害者の父と、加害者の母が描いたもの、さらには、のちに本人が描いたものも出版されました。これら3冊を読み比べるのも教材としては、いいと思います。

 『江副浩正』は、彼の出自などがよく書けているのですが、誤解もあります。

 最大の誤解は、現在のリクルートが江副浩正経営の延長上にあると勘違いしている点です。
 柏木社長から、現在の峰岸社長にバトンタッチされる過程で、リクルートは一皮むけてメタモルフォース(変態)しています。
 端的に言うと、今のリクルートでは、江副さん本人も、もちろん私も、この本を描いた大先輩も、誰も通用しない優れた会社になっているのです。

 新たなるノンフィクションへの旅立ちに、エールを贈ります。

 リクルートについては、次の社長(6代目)にバトンタッチされた時点で、世界と日本での収入比率が9:1を狙うようなら、もう一段の高みへの成長を期待できるかもしれません。

タイトルRe^2: 江副浩正
記事No5005
投稿日: 2019/10/26(Sat) 00:28
投稿者USA
>  ノンフィクションは、読み方が大事。
>  それが真実でも、本当にあった事実でもないからです。
>
>  そこに書かれているのは書き手の(誤解や先入観、ロマンや欲望も含めた)解釈であり、その表現手法としての書物ですから。
>
>  絶好の機会ですから、是非クリティカル・シンキング(複眼思考)の技を磨いてください。
>  そのためには、同じ事象を異なる視点で、異なる著者が描いたノンフィクションを読むと、立体的に物事を捉えられます。
>
>  例えば、神戸の酒鬼薔薇事件の当事者、被害者の父と、加害者の母が描いたもの、さらには、のちに本人が描いたものも出版されました。これら3冊を読み比べるのも教材としては、いいと思います。

なるほど。具体的なアドバイスありがとうございます。
今後のチャレンジの参考にさせていただきます。

その点では歴史も同じようなことが言えるのかもしれません。
勝者と敗者では同じ事象に対して180度違う解釈があります。
双方の視点でものごとを捉えなくては複眼思考は身につかないと、確かにそう思います。
広い意味でのノンフィクションチャレンジということで今は歴史ものにも手を出しています。

タイトルRe: 江副浩正
記事No5013
投稿日: 2019/10/30(Wed) 08:43
投稿者ようへい
USA様
第三章の幕開けですね。(^_^)

> 会社とは何なのか。
> 組織とは何なのか。
> 経営者とは何なのか。
永遠のテーマですよね。
> 何よりそこで働く社員とは何なのか。

これもいわゆる納得解は所属する社員はもとより社会との関わりの中で決定され、時代や文明の進化とともに流動的に変化するから本当にその時の納得解でしか対応出来ないのかもしれませんね。



> 結局会社とはやはり「人」なのだと思います。
> 社員1人1人が自立した考えをもってないとその組織は衰退するのでしょう。
> リクルートの社員の皆さんはその自立心があるからこそ、困難があっても何度でも立ち直れるのだと思います。
リクルートが立ち直った過去の働き方を自主的にでも現代でやらせると完全な労基違反でブラックと非難されてしまう現代の働き方改革
の視点からすると時流によって肯定もされるし否定もされるのかなと感じました。
17時強制退社かつ資料はクラウドでアクセス不可、持ち帰るなら個人情報漏洩として非難される。
戦略的にはこういう事象も効率化で対応していくしかないのでしょうが、戦術レベルの解はまだ出ていない印象です。


>
> またこの本を読んで「幸せ」ってなんなんだろう、そんなことを思いながら僕はこの本を読み進めていました。
> 江副さんは幸せだったのかな?
「幸せ」は最も「正解」と縁遠いものかもしれませんね。
同じ物を得たとしても幸せな人もいるし、満足しない人もいます。
給料などもその類いの最たるものではないでしょうか。
ただ、今の日本の衣食住の環境は、戦時中の最前線で亡くなられた兵士の方々が見られたら楽園でしかないと思います。

第三章楽しみにしています!(^_^)

奈良市在住 ようへい


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> 『本を読む人だけが手にするもの(ノンフィクション編)』自薦または他薦本50冊のうち2冊目の書評