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タイトル昨日はありがとうございました
記事No4955
投稿日: 2019/10/04(Fri) 07:20
投稿者轟 美孝 < >
昨日の午後の職場でのご講演に参加しました50代半ばの職員です。大変刺激になるお話をありがとうございました。藤原さんが散歩目を教育界に踏み出されたきっかけや理由はどういうものだったのでしょうか?実は私も以前、神奈川県(だったと思います)の県立校長の公募に応募し、書類選考は通りましたが、面接で落ちました&#128547;そのほか、まだ民主党政権が誕生する前に立候補の公募に応じたこともあります。新しい世界に
飛び込むのは難しいと実感しました。やはりそれまでに伝を作るなどの準備が必要なのかと思います。

タイトルこの一歩だけでも、大きな一歩
記事No4956
投稿日: 2019/10/04(Fri) 08:56
投稿者カズ
> 藤原さんが散歩目を教育界に踏み出されたきっかけや理由はどういうものだったのでしょうか?

 はい、3つほどあるかな。
 
(1)37歳から2年半、ロンドンとパリで家族と暮らし、成熟社会の先輩格の社会を体感する中で、教育、介護を中心とした医療、住宅の3つの社会構造を変えないと、日本はまともな成熟社会にならないと感じたこと。40歳で会社を辞めて、この3つの分野で試行錯誤したのですが、結果的に、3人の子が6歳、2歳、0歳で日本に帰国したこともあり、教育分野が私のレバレッジ効果が高いだろうと判断したこと。

(2)長男が通う地元の小学校にボランティアでお父さんの会を作り、コンピュータ室での指導や夏休みのイベントなどをやるうちに、杉並区の区長に知人が当選し、その21世紀委員会の委員になったことも重なって、教育委員会のキーパーソンと親しくなったこと。

(3)TVで評論したり、文科省の審議会で意見を言っても、制度や慣習を変えることはできないと気づいたこと。だから、現場に入って、たった一校でも実際に変えて見せなければ、この人たちは動かないなと。ちょうど、47歳の時に、そのチャンスが訪れたので三歩目に飛び込んだという次第です。なお、私のケースは、一般公募に応募したわけではなく、杉並区教委の強烈な推薦によって(当初、東京都の教育庁は義務教育に民間校長を入れることは想定していなかったにも関わらず)、期間限定で登用されたものです。3年で実績が上がらなければクビという契約でした。

 もう、おわかりのように、公的分野の公募への応募であっても、私企業への転職であっても、起業であっても、一歩目と二歩目の(左と右の)軸足の作り方で、どこに踏み出られるかは半分決まります。

 付加価値を高める「底辺」の作り方をしておかないと、三歩目のジャンプの選択肢が減ってしまいますし、同じことは、その後の人生でも効いてきます。
 底面の三角形の面積を大きくとっておかないと(40代までに自らのキャリアの掛け算で希少性を大きくしておかないと)、50代からの三角錐への3D化が上手くいかないことにもつながっていきます。

 それでも、50代からでも、覚悟さえあれば、まだまだ30年はあるので、ここから大三角形を作り、さらにそれを3D化して高さを出し、その体積(クレジット=他者から与えられる信任の総量=信頼と共感の関数)を大きくしていく人生は十分に可能だと思います。

 詳しくは、『45歳の教科書』に書いてあります。
 https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569837832/yononakanet-22
 10歳若返ったつもりで読んでみてください。15万円くらいの価値はあるんじゃあないかな(微笑)。

 勇気ある質問を、ありがとうございました。
 この一歩だけでも、大きな一歩ですよ・・・素晴らしい!