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タイトル世田谷一家殺人事件
記事No4935
投稿日: 2019/09/21(Sat) 07:39
投稿者USA
『世田谷一家殺人事件』(角川文庫)一橋文哉

小説と思って手に取りましたがどうやら違ったようです。
恥ずかしながら僕はこの事件のことは全く記憶にありません。未解決の事件で犯人は捕まっていないようです。この本を読む限りでは、著者は実行犯及びその事件の黒幕を突き止め実際に接触を図っており、その描写は鬼気迫るものがあります。だからこそ、その信憑性については僕には測りかねます。

ここに来て「そもそも何を持って小説と定義するのか」という疑問が生まれてきました。
どなたかわかる方がいらっしゃいましたら教えてください。
ノンフィクションでも脚色が加わればそれは小説というのかな?

タイトルRe: 世田谷一家殺人事件
記事No4936
投稿日: 2019/09/21(Sat) 15:16
投稿者カズ
> 『世田谷一家殺人事件』(角川文庫)一橋文哉

 読みました。

 犯人は元朝鮮の工作員ではないかという話になっていて、著者はその足取りを追いかけ、埋葬されたとする墓を目にします。
 でも、もしかしたら、それは目くらましのための墓であって、今頃、アジアの特殊任務に投入されている可能性もある、と。

 ノンフィクションでも、著者の推理や想像、ときには取材した他社の提示した仮説や伝聞が織り交ぜられて読み物となった場合には、小説との区別は難しいですね。

 関連した本では、被害者となった家族の奥様の姉の(隣家に住んでいた)入江杏さん著『悲しみを生きる力に 被害者遺族からあなたへ』『この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語』があります。

タイトルRe^2: 世田谷一家殺人事件
記事No4937
投稿日: 2019/09/22(Sun) 06:50
投稿者USA
>  犯人は元朝鮮の工作員ではないかという話になっていて、著者はその足取りを追いかけ、埋葬されたとする墓を目にします。
>  でも、もしかしたら、それは目くらましのための墓であって、今頃、アジアの特殊任務に投入されている可能性もある、と。

ここなんですよね。どうも引っかかるのです。ジャーナリストと言えどここまでの深追いができるものなのでしょうか。いつ命の危険に晒されてもおかしくないし、そこまでのリスクを冒すことがなぜできるのでしょう。

>  ノンフィクションでも、著者の推理や想像、ときには取材した他社の提示した仮説や伝聞が織り交ぜられて読み物となった場合には、小説との区別は難しいですね。

小説チャレンジを通してこの疑問を抱きました。もし完全に事実を述べているのであればそれは伝記であったり取材であったり記事であったりするのでしょうが、この手のノンフィクションはどこまでが真実なのかは誰にもわからないと思うのです。例えば司馬遼太郎さんの本は史実にかなり近いとは思いますが、ノンフィクションではなくて完全に「歴史小説」としてのジャンルを築きあげています。
僕は大学生の頃に落合信彦さんの本を貪るように読んでいた時期がありました。やはりその時にも同じような疑問を抱いたのです。
どこまでが本当なの、と。
実はその時に正直読書が怖くなったのです。落合信彦さんの本はどれもカッコイイ。逆にいうとカッコよすぎる。だからこそどこまで信用していいのかわからなくなってしまった時期がありました。そこで僕はしばらく読書から距離を置いた時期がありました。
僕はやはりノンフィクション系を読む時にはちょっとした警戒心がどうしても生まれてしまいます。最初から「小説」として読む分には心から楽しめるのですが、ノンフィクションはやはりちょっと怖いです。

>  関連した本では、被害者となった家族の奥様の姉の(隣家に住んでいた)入江杏さん著『悲しみを生きる力に 被害者遺族からあなたへ』『この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語』があります。

藤原さんの読書範囲は本当に広いですね。
紹介されている小説を探すために隅から隅までこの掲示板をチェックしましたが、正直藤原さんの乱読範囲には驚かされました。

タイトルノンフィクション
記事No4938
投稿日: 2019/09/22(Sun) 16:28
投稿者カズ
 現代と言っても、昭和、平成の現代になりますが、佐高信著『現代を読む―100冊のノンフィクション』 (岩波新書)という本があり、佐高さんと友人だったこともあり、すべて図書館で借りてきて読んだことがあります。

 世の中、その世の中の裏側や、横、上、底、つまり表面以外に知らないことがたくさんあることに気づかされました。今でも、ちゃんとしたノンフィクションが一番好きなジャンルです。

タイトルRe: ノンフィクション
記事No4939
投稿日: 2019/09/23(Mon) 06:59
投稿者USA
>  世の中、その世の中の裏側や、横、上、底、つまり表面以外に知らないことがたくさんあることに気づかされました。今でも、ちゃんとしたノンフィクションが一番好きなジャンルです。

小説チャレンジももうすぐ終了しますので、次は「ノンフィクション編」にチャレンジしようかな。
他のチャレンジも頭の中にアイデアはあるのですが、「ノンフィクション編」はなんとなく目を背けてはいけない気がします。

タイトルRe^2: ノンフィクション
記事No4945
投稿日: 2019/09/27(Fri) 08:54
投稿者ようへい
> >  世の中、その世の中の裏側や、横、上、底、つまり表面以外に知らないことがたくさんあることに気づかされました。今でも、ちゃんとしたノンフィクションが一番好きなジャンルです。
>
> 小説チャレンジももうすぐ終了しますので、次は「ノンフィクション編」にチャレンジしようかな。
> 他のチャレンジも頭の中にアイデアはあるのですが、「ノンフィクション編」はなんとなく目を背けてはいけない気がします。